雨漏り原因、ドローン検査、東急リバブル、中古戸建て向け、空から屋根の傷み確認。

雨漏り原因、ドローン検査、東急リバブル、中古戸建て向け、空から屋根の傷み確認。

東急リバブルは中古戸建て住宅の売買仲介で、ドローンを活用した屋根上の検査サービスを始める。目視による確認が困難な屋根上をドローンを飛ばして撮影し、建築士が画像診断する。戸建て住宅の検査精度を高め、中古住宅を売り買いする消費者の間で建物の状態に対する認識を共有しやすくし、安全な取引につなげる狙いがある。
同社が提供する中古住宅売買時の建物保証「あんしん仲介保証」で、ドローンを使ったサービスを始める。売り主が建物を売却する際、雨漏りなどが起こっていると判断された際にカメラを搭載したドローンを使って屋根上を撮影。画像データを地上で建築士が確認して、問題がないかどうかを把握する。検査の結果、雨漏りの原因が屋根ではないと判断された場合は買い主に対する保証の対象とする。
屋根の傷みやめくれなどが雨漏りの原因だと判断された場合は、売り主が修理を負担するか売値を下げるなどの対応を取る。買い主に対しては屋根上の状況を明確に説明できるため、購入するかどうかを判断する際の情報を明確に伝えられるメリットがある。
同社によると、過去に建物検査した戸建て物件の1~2割で屋根に雨漏りの可能性が指摘されていた。ただ、これまでは屋根上に上がって検査することが難しかったため、雨漏りの原因が屋根にあるのかどうかを断定できず、屋根からの雨漏りの可能性があると少しでも判断されれば保証の対象とならなかった。
ドローン活用事業などを手がけるDRONE PILOT AGENCY(東京・品川、上野豪社長)が、ドローンの操縦を受託する。3階建ての戸建て住宅や、屋根の勾配が急など複雑な形状の物件でも対応が可能だという。
同社は2012年から、中古住宅の売買時に建築士が建物検査サービスを開始。物件引き渡し後の一定期間、シロアリや給排水管の故障が見つかった場合に修理費を一定額まで保証するサービスを実施している。ドローンを使った検査で保証範囲を雨漏りにも広げることで、利用者の利便性を高める。同時に、買い主と売り主がトラブルなく安心して中古物件を売買できる環境を整え、中古物件の売買活性化を図る狙いがある。

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