ドローン スマート農業で菜花米生産

ドローン スマート農業で菜花米生産

「さばえ菜花米」などを生産する農事組合法人、エコファーム舟枝(福井県鯖江市)がスマート農業に取り組み始める。

全地球測位システム(GPS)トラクターやドローンなどのICT(情報通信技術)機器を活用する。

高齢化や後継者不足に悩む農業法人がその解決策としてICTを活用する先行事例として注目を集めそうだ。

鯖江市郊外にある田んぼで鮮やかな黄色い花が咲き乱れている。「インスタ映え」する写真を撮影しようと、女性グループや家族連れがひっきりなしに訪れるこの田んぼがエコファーム舟枝の生産拠点だ。

植えられているのは「さばえ菜花」。青森県産と三重県産の菜花を掛け合わせ、「背が高くなく、葉が柔らかく、花はきれい」。

この菜花を肥料(緑肥)として使って作るのがさばえ菜花米だ。
無化学肥料・減農薬の特別栽培米で、味も一般に70以上ならおいしいとされる食味が「コシヒカリの菜花米は80以上ある」という。
今年は菜花米として11町歩(約10万9千平方メートル)の田んぼにコシヒカリと福井県の新ブランド米「いちほまれ」を植える。菜花米を中心に麦、大豆、露地野菜の栽培にICTを活用する計画だ。
取り組みは農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に採択され、研究費の助成を受ける。
菜花米では、まずGPS付きのトラクターを使い、田植え用の溝掘りを正確に実施し、その位置データを把握。さらにドローンで稲の茂り具合などを撮影・分析して、今後の肥料のやり方などを検討する。収量センサーなども活用して、稲の生育状況を調べる。田んぼの水位を自動調整できる機器なども活用する。
秋以降は、菜花の栽培に稲作と同様のICT機器を活用する。また稲作と並行して、大麦や大豆、露地栽培の野菜などにもスマート農業の技術を取り入れていく。
同社は2007年に特定農業団体として舟枝地区の農家30戸が集まって発足。14年に農事組合法人に改組した。小規模で高齢の農家が多く、72歳の瀬戸川理事長自身も、67歳までは繊維会社に勤務し、農業には兼業農家として関わるだけだった。
ただ、瀬戸川理事長は会社員時代、「我々が30年かけて達成したことを中国は数年で実現する」さまを目の当たりにするなど、産業界が厳しい競争にさらされていることを実感。「常に自分たちをグレードアップしていかなければ生き残れない」との考えがあった。
これに沿って菜花米の生産に積極的に取り組み、さらにスマート農業にも手を伸ばす。他の農家も「後継者を見つけるにはスマート農業で農作業のあり方自体を変える必要がある」と賛同した。
スマート農業は全国で広がり始めたが、実際には自治体や大学、大手企業が主導している事例が主流を占める。その中で独自にスマート化を進める今回の試みは、小規模農業法人や一般農家の関心を呼ぶだろう。
▼スマート農業技術の開発・実証プロジェクト 農研機構が「スマート農業加速化実証プロジェクト」と併せて公募した制度。研究費の助成や開発支援などを実施する。252の提案があり、開発が64件、加速化が5件の計69件が3月に採択された。
実証の中心となる代表機関は国の研究機関や県などの自治体とその関連団体、大学、NTTデータやパナソニックなどの企業が中心。農事組合法人は3件だけだ。

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