2030年 ドローン(小型無人機)による配送

2030年 ドローン(小型無人機)による配送

人工知能(AI)やロボティクスで製造業のデジタル化が飛躍的に進む。ドイツ発の「インダストリー4・0」や「中国製造2025」など各国がデジタル革命を競う中、ものづくりの世界はどう変わり、日本勢はどう変革すべきか。1973年にプレハブ小屋で創業し、63件の買収で連結社員11万人の企業に育て上げた日本電産の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)に聞いた。
――製造業のデジタル化で世界はどう変わりますか。
「2030年に世界の主な工場が完全自動になるとみている。50年時点で世界人口を100億人として、その5倍の500億台のロボットが働く時代が来る。ドローン(小型無人機)による配送も進むだろう」
「たとえば都心部のビルの中でも工場生産ができるようになる。店先で注文を受けたら即座にその種類のパンを自動でつくり温かいまま提供するといったようなことが想定できる。外科手術もロボがやることになる」
――製品サイクルやコストはどうなりますか。
「30年には大きな社会変革が起き、時間軸そのものが変化するだろう。これまで開発から生産まで10年単位で考えていた製品が、今後は1年ごとに考える必要がある。特に自動車は新製品が年に4回出てもおかしくない。電気自動車(EV)に移行することでテレビや携帯電話のように車はコモディティー(汎用品)化し、価格は5分の1になる。500万円の車が100万円で買えるようになるということだ」
「私は母親が冷たい水でおむつを洗っている姿を見てきた。洗濯機の登場がその状況を改善した。製造業は常に社会の問題を解決するソリューションとして育ってきた。幼稚園の送り迎えで母親が自転車の前後に子どもを乗せ必死に走る姿を見るが、車の値段が5分の1になればその姿はなくなるだろう」
――デジタル化でハードからソフトへの移行が進んでいます。
「米IBMが事業を転換するなど、10年ほど前からソフト至上主義が叫ばれハードの生産技術者は減った。デジタル革命がもてはやされる昨今だが、皆が同じ考え方をするのはおかしいし味気ない。今から世界の工場が自動化され、安くて安全なロボが何億台も必要になる。製造業がなくなったらどうなるんだ。ハードを無視した主張はありえない」
「確かに機器の制御をソフトでできるものは増える。20個の部品で構成されていたものが、技術革新で半分の部品でできるようになる。コストの低減と汎用化はますます進む。同時に複雑に制御するための基幹部品がますます重要になる」
――そもそも製造業はなくなりませんか。
「それはあり得ない。100年先は別にして、2030年、50年まではあるだろう。メーカーがなくなる時はソフトがなくなる時だ」
――日本の総合電機の衰退に学ぶ点は。
「韓国勢とは技術で負けていないが、値段とスピードで負けた。今後は中国勢との競争になる。私は社内で、優れたものをつくる前に競争で勝てるものをつくれと言っている。多角化ではなく技術を深掘りしないと中国には負ける。部品点数の半減、軽薄短小といった技術が必要になる。中国のスピードが5倍速いなら、我々は500人でやっていたことを100人でする。生産性を5倍にしないといけない」

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