ドローン 使い土石流予測

ドローン を使い土石流を予測 東北大などが技術、観測装置設置や地形データを取得 火山灰と併せ解析

東北大学の永谷圭司准教授は測量大手の国際航業などと共同で、ドローン(小型無人機)を活用して土石流の危険度を予測する技術を開発しました。

火山灰を測定する小型装置などを火口付近などに設置して、撮影画像をもとに得た3次元の地形データなどと合わせて解析します。

噴火直後に起こりやすい土石流を的確に予測できれば、被害の軽減につながり、1年以内に実際の災害現場で調査できる体制を整えるとのこと。

ドローン製造・販売のエンルート(埼玉県朝霞市)、工学院大学などと連携し、ドローンは様々な測定装置などの輸送と撮影に利用します。

火山灰の堆積量の調査には、大きさ1~15センチメートルの計測用ブロックを運び、火口付近などに置くようです。

噴火の兆候があった時点で運ぶ想定としています。

噴火前後をドローンで撮影すると、ブロックの埋まり具合から堆積量が分かる仕組みとなっています。

ドローンの撮影画像からは3次元の地形データも取得することが可能です。

火山灰の性質を調べる際はドローンに土砂の採取用の機器を載せ、ローラーを回して100グラムの土砂を巻き込んで回収する装置で、灰の粒径などの解析に役立ちます。

水の染み込み方を観察する際は、火口付近で水風船を割って、実際に水の浸透の具合を撮影します。
降雨量の調査には、小型ロボットを運びます。

不整地でも移動できる車輪を付けた遠隔操作ロボットで、降雨量のセンサーを取り付けました。

一定期間現地に置いておいてから、ドローンで回収します。
立ち入り禁止区域外などで集めたデータを統合することで、詳細に土石流が影響を及ぼす範囲やその危険度を予測できるようです。

今後は無線技術やバッテリーなどを改良して、過酷な環境下でも利用できるシステムにする想定です。
土石流は一般に大雨が原因で発生するが、噴火で細かい火山灰が地表を覆うと水がしみこみにくくなるため、少量の雨でも土石流が起こる場合があります。1センチメートル以上の降灰があった場合、国土交通省が危険性を調査するが、詳細な予測は難しかったため、今回開発した技術に期待が集まりますね。

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