ドローン活用で離島物流 倉敷の民間団体が実験

ドローン活用で離島物流 倉敷の民間団体が実験

岡山県倉敷市の企業などで構成する「岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会」(MASC)は29日、ドローン(小型無人機)を使った離島物流の社会実験を行った。瀬戸大橋たもとの下津井漁港から対岸の六口島へ自動飛行で手紙を搬送。今後は機材や運搬物を大型化しての実験を検討しており、実用化の手掛かりにする。
六口島には2世帯6人が暮らしており、郵便や新聞が毎日船便で配達されている。同日の実験では全長約50センチ、重さ約900グラムの空撮用のバッテリー式ドローンに手紙をくくり付け、下津井漁港から六口島の民宿に向けて離陸させた。安全確保のため操縦士が小型船で追走し、機体は海上の約4キロメートルを20分ほどかけて飛行し無事に着陸した。
MASCの桐野宏司理事長(瀬戸内エンジニアリング会長)は「海上物流の先駆けとして、新たなビジネスの展開を進めていきたい」と抱負を述べた。情報発信や観光資源としてのドローンの多用途化も進める方針で、5月には水島コンビナートの事業所と連携しプラント点検への活用に向けた実験も行う予定だ。

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