英 ドローン規制強化へ 空港周辺の禁止範囲拡大など

英 ドローン規制強化へ 空港周辺の禁止範囲拡大など

英政府は7日、小型無人機ドローンの規制を強化する方針を発表した。空港周辺で飛行を禁じる範囲を広げたり、所有者に登録を義務付けたりする。ロンドン近郊のガトウィック空港で2018年12月、複数のドローン侵入が目撃され、滑走路が長時間閉鎖された事件も踏まえた措置だ。当局が違法飛行に対処する能力の向上もめざす。
英国では現在、空港の敷地から1キロメートルの範囲でのドローン飛行が法律で禁じられている。規制強化案は、禁止区域を滑走路から半径約5キロまでに見直すとした。滑走路の両端からそれぞれ長さ5キロ、幅1キロの区域も禁止エリアに指定する方向だ。航空機の離着陸の安全を妨げかねないドローンの阻止の網を広げる。
また重量が250グラム以上のドローンの所有者に対し、19年11月30日以降は英民間航空局(CAA)への登録を法律で義務付けることを検討している。オンラインで操縦の適性検査を受けることも求めるという。
グレイリング運輸相は7日、英議会下院で規制強化案を説明し「乗客が旅行を妨げられず、航空機が空港を安全に使えることを確実にする」と強調した。英政府は警察が違法ドローンに対処する権限を強くするほか、空港や刑務所周辺のドローンを探知・撃退する技術の導入も進める方針だ。
ガトウィック空港では18年12月19日から21日にかけて、複数のドローンが断続的に目撃され、滑走路が約1日半にわたり閉鎖された。クリスマス休暇期を前に混み合う主要空港が混乱に陥り、軍も出動する騒ぎになった。操縦した容疑者はまだ見つかっていない。

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