ドローンニュース ドローン操縦士に保険
大手保険会社は小型無人機「ドローン」の操縦士向けの保険を2018年2月から提供するようです。
操縦士の技術認定資格を発行する民間団体「ドローン操縦士協会(DPA)」と提携し、新規の資格取得者全員に保険に加入してもらうとのこと。
ドローン落下による事故が国内各地で相次いでいることから、保険加入による被害者救済につなげます。
昨年も岐阜県のイベントでドローンが墜落し怪我人が出ました。
大事には至りませんでしたが、被害者保護の観点で保険は重要だと思います。
DPAは国土交通省の登録団体で、認定校の卒業生に対して独自の資格を発行している。これまで卒業生の保険加入は任意だったが、事故を起こした際に備えて資格取得者には強制的に保険に入ってもらう。保険料はDPAが負担する。
保険は賠償責任を引き受ける。操縦ミスによるドローンの落下などで人にけがをさせたり、建物や自動車を壊したりしたケースに保険金を支払う。補償限度額は個人向けが1億円、ビジネス向けが1千万円。ビジネス向けは10億円まで追加で上乗せできる。
DPA認定校は現在全国に30校ある。2019年以降に100校まで認定先を増やす予定で、新たに卒業する約1万人の保険加入を見込んでいる。
保険会社はDPA以外のドローン関連団体とも提携し、保険加入者を増やすことを目指す。
是非、保険だけでなく、資格制度も充実させていただければと思います。