大分めざせ「ドローン県」、内外20社迎えイベント、レース・体験会で身近に。

大分県はドローン(小型無人機)の産業振興や県内外の様々な世代の関心を高めようと「OITAドローンフェスタ2018」を9月23~24日に大銀ドーム(大分市)で開催する。地元企業やスイス、中国など海外を含む約20社が出展する見本市のほか自由参加の障害物レースや小学生向けのプログラミング体験会も行う。参加者は約1万人を見込み「地方都市では例のない規模」(県商工労働部)となる。
県は今春にドローン開発の拠点「先端技術イノベーションラボ」を大分市に開設。今後5年間で(1)製造台数5000機(2)操縦できる人材500人の育成(3)産業従事者200人――などの目標を掲げている。広瀬勝貞知事は「フェスタは大分にドローン関係のいい仕事があると認識してもらう契機。(県内の)規制緩和など産業振興、技術発展を図りたい」と語る。
見本市には国内外のドローン設計・製造企業が参加し構造物の点検・警備など向けの最新鋭技術・機種が紹介される。オフィスの中を自動飛行で巡回し、従業員の残業の実態を把握するドローンや、球体型の防護軸を備え配管など入り組んだ構造物に接触しても損傷せずに点検できる機体も登場する。
エンターテインメント分野も充実させた。ドローンを忍者に見立て、振り子や風車型の障害物を避けて制限時間以内に目的地に到着するレースを開催。小中学生ら来場者の自由参加とし、操縦の面白さを体験してもらう。ドローン操縦のトップクラスの選手らを集めたハイレベルな障害物レースも呼び物のひとつ。高い技術を持つ選手のスリリングな飛行を楽しんでもらう。
観光分野への活用も視野に入れる。ハイレベルなアマチュアや観光業者らを対象にドローンによる空撮などの映像を募集。大分県内を4エリアに分け、各地域の自然美など魅力が伝わる作品を表彰する。選出された作品は県のPR動画で活用するなどインバウンド(訪日外国人)誘客にも積極的に活用する考えだ。
小学生向けには、ドローンの自動航行プログラミングを体験できるようにもする。商工労働部では「ドローンの可能性の大きさは多くの人が頭では理解しているはず。フェスタで様々な技術に触れ、何をどうできるようになるのかを肌で感じ、興味を持ってもらえれば」としている。

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