KDDIとゼンリン、伊那でドローン物流試験、中山間地向け。

KDDIとゼンリンは30日、ドローン(小型無人機)を活用した物流システムの実証試験を長野県伊那市内で始めると発表した。伊那市が委託する事業で、KDDIは中山間地内での荷物配送、ゼンリンは中山間地と市街地を結ぶ物流ルートの構築をめざして試験し、過疎地の不便さの解消につなげる。本格的なドローン物流網の試験は全国でも例がないという。
KDDIが担うのは伊那市が進める「空飛ぶデリバリーサービス構築事業」だ。伊那市東部の山間地にある道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点に、ドローン用の離着陸基地をつくり、荷物の輸送の安全性と採算性を確かめる。ケーブルテレビを利用した商品の受発注システムも開発する。
ゼンリンは伊那市の「INAドローン アクア・スカイウェイ事業」に取り組む。道の駅、南アルプスむら長谷と伊那市の中心市街地を結ぶ河川の上空を専用航路に設け、商品の調達から注文、配達、決済までの物流網の確立を3年計画でめざす。約10キログラムの荷物を約20キロメートルまで運べるようにする。
両社は相互に連携するとともに、ドローンメーカーなど他の企業や団体の協力も受けて今回の事業に取り組む。伊那市の事業予算は合計で2億3500万円。

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