リサイクルポイント東京、中古ドローン、市場開拓、整備ノウハウ活用し販売、新品より1~4割安く。

中古品買い取り・販売のリサイクルポイント東京(東京都八王子市)は中古ドローン(小型無人機)販売を始めた。中国DJIの販売代理店としてドローンの点検や修理サービスを手掛けてきたノウハウを生かし、中古品を買い取って整備した上で販売する。企業が2台目を購入する需要などを見込み、2020年1月期に売上高で5000万円~1億円を目指す。
リサイクルポイント東京は、中古の家庭用ゲーム機やスマートフォン(スマホ)などを買い取り・販売している。16年から新品のドローンのインターネット販売や修理サービスを始めた。
ドローンの購入者が増え、今後は中古品の流通量が増えると予測。中古ドローンの買い取り・販売を4月から始め、19年にも本格展開する。
最高経営責任者(CEO)の呉利輝氏は「ドローンは飛行中に転落するなど事故の恐れがあるため、動作チェックを入念にしなければならない」とゲーム機やスマホに比べて高い安全性が求められると指摘する。
同社は16年1月にDJIの正規代理店となり、毎月20~30台のドローンを点検、修理してきた。買い取ったドローンはモーターやセンサーなどの部品ごとに点検・修理した後に飛行試験し、性能に問題がないか検査してから販売する。
価格は新品より1~4割安く販売する。ドローンを活用する企業のほか、操縦方法を練習するために2台目を購入する需要も見込む。
在庫を増やすため、6月に下取りサービスを始めた。通常より割高に見積もった下取り額分のクーポンを発行し、利用者に買い替えを促す。クーポンは同社が販売するドローンや周辺機器の購入に使える。
リサイクルポイント東京はシンガポールのリサイクルポイントの日本法人として09年に設立。日本で先行販売されることが多かった家庭用ゲーム機の中古品を買い取り、東南アジアや中東、アフリカに卸販売してきた。
日本で先行販売されるゲーム機が減少するとともに、円高で輸出ビジネスの収益が悪化することがあったという。輸入型ビジネスを模索するなかで、中国など海外製が多いドローンに目を付けた。新品のネット販売とDJI認定のドローン専門店を17年12月に千葉県柏市にオープンした。
18年1月期のドローン事業全体の売上高は約1億円。20年1月期に3億円に増やし、新品に比べて利益率が高い中古品や修理サービスの比率を高めていく。将来はロボットの販売も視野に入れる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。