建設工事、ARで効率化、コマツ、ゲーム開発と提携。

コマツはスマートフォン(スマホ)ゲーム開発のカヤックと提携し、土木建設向けの拡張現実(AR)サービスを8月に始める。油圧ショベルの運転席などにタブレット端末を設置し、現場の画像に完成図面を重ねて表示する。作業者の経験や勘に頼っていた施工を改善し、熟練作業者でなくても安全で効率的な工事ができるようにする。
新サービス「コムアイAR」を始める。油圧ショベルの運転席に付けたカメラで撮った画像に、カヤックの技術で3次元の設計図面を重ね合わせる。タブレット上には建機の傾きや図面上の位置や向きなども表示できるため、市街地など狭い場所などで作業する場合での安全性を高められる。タブレットは現場事務所などでも利用できる。価格などは今後詰める。
コマツは建機の位置情報や状態などのデータと3次元の設計図面を連動させ、半自動で土木作業ができるICT(情報通信技術)建機を発売済みだ。今回のサービスは視覚的にも情報を確認できるようにして、使い勝手をさらに高めた。
コマツはドローンで撮影した3次元の地形データやICT建機を組み合わせて現場の生産性向上を図る「スマートコンストラクション」を2015年に始めた。17年には米半導体大手のエヌビディアと提携した。外部企業のノウハウも活用して建機や土木建設への新技術投入を急ぐ。

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